災害時の備蓄として自宅に保存水を備えている人は多いのではないでしょうか。
保存水はミネラルウォーターとは違い、徹底した殺菌処理を行っているため、
通常よりも長期間保存することができます。今回は保存水の選び方とおすすめの製品を紹介します。
・保存水を選ぶ時の4つのポイント
・おすすめの保存水10商品をご紹介
・まとめ
避難時に必要な水の量は?
一般的には成人1人につき1日約3リットルの水分が必要であると言われています。
避難時は救援物資が届くまでの間、生き延びられるよう2~4日分で約6~12リットルの保存水を用意しましょう。
保存水を選ぶ時の3つのポイント
防災用保存水を選ぶときのポイント3つをご紹介します。
1.自分が好きな水を選ぶ
水は種類や軟度によって味覚に合う・合わないがあります。日本に住んでいる人は軟水であれば間違えないでしょう。
長期保存用でなくても賞味期限の管理ができる人は、普段飲んでいる水を備蓄するとよいでしょう。
2.コスパか賞味期限どちらを選ぶ?
防災用で賞味期限が長い保存水は価格も高い傾向があります。買い替える手間を優先する人は、10年以上の長期保存水がおすすめ。
コスパを優先する人は、普段飲んでいる水を備蓄物として、定期的に消費期限を確認してましょう。
3.ミネラル含有量が多いものを選ぶ
人間の身体に必要不可欠なミネラル含有量が高いものを選びましょう。
特に災害時は食べられるものが限られるため、不足しがちなミネラルは水で補給することが大切です。
赤ちゃんやペット用を備えるには『純水』を。
実は赤ちゃんやペットのための水はミネラルがない「純水」が安心です。
純水とは・・・
不純物などの余計成分を可能な限り取り除いた水のこと。
赤ちゃんの粉ミルクにはすでに豊富なミネラルが含まれているため、
ミネラルの過剰摂取を避けるためにも純水が望ましいです。
また、犬や猫などのペット用の水に関しても、
ミネラルの過剰摂取による尿路結石症の予防の観点から純水をおすすめします。
おすすめの保存水10商品をご紹介
サントリー 天然水 備蓄用ボトル
出典:Amazon
アサヒ おいしい水天然水 防災備蓄用
出典:Amazon
アイリスオーヤマ 富士山の天然水
出典:Amazon
富士サンスイ 富士山麓の保存水
出典:Amazon
ケイ・エフ・ジー 純天然アルカリ保存水
出典:Amazon
大観峯 北アルプス保存水
キリンビバレッジ アルカリイオンの水
ジャパンミネラル カムイワッカ麓水
杉田エース 7年保存水
富士ミネラルウォーター 非常用5年保存水
まとめ
災害の規模にも異なりますが災害時は断水が起こり、人間にとって生命線である飲料水が確保できなくなることもあります。
そんな災害に備えて、常に自宅には「保存水」を備蓄しておきましょう。